複利計算で使う「72の法則」「115の法則」とは??

資産運用

インデックス投資等の複利を効かせた運用にてあなたは何年後に資産がおおよそ倍になるかを把握していますでしょうか?

今回はどなたでも複利運用にて何年後に資産が2倍や3倍になるかを簡単に求めることができる計算方法である「72の法則」や「115の法則」について説明していきます。

「72の法則」「115の法則」

「72の法則」「115の法則」とは冒頭でも説明しましたように複利運用にて資産が何年後に2倍や3倍になるかを簡単に求めることができる計算方法のことを言います。

実際の計算方法は次のようになります。

72 ÷ 運用リターン(%)= 資産が2倍になるまでの年数(年)

115 ÷ 運用リターン(%)= 資産が3倍になるまでの年数(年)

このように72や115を運用リターンで割るだけで簡単に求めることができます。

ただし、注意していただきたいのはあくまで計算は複利にのみ有効であり、また計算結果についても概算であり、厳密な年数ではないということです。

まあ、株式の運用などにおいて運用リターンは過去の年平均リターンなどを当てはめて計算するため、何年間の平均で取るかや過去のどの時期で取るかなどによっても運用リターンが異なります。

そのため、あまり厳密な年数を出す必要性は低いため、このような簡易的な計算方法でもある意味十分であるともいえます。

それでは、物は試しで実際に上記の式を使用して計算してみたいと思います。

例えは運用リターンが5%の場合です。

複利運用にて資産が2倍になるには
72 ÷ 運用リターン(%)= 72 ÷ 5 = 14.4年

複利運用にて資産が3倍になるには
115 ÷ 運用リターン(%)= 115 ÷ 5 = 23年

というように割算のみで簡単に資産が何年で2倍、3倍になるかを求めることができます。

応用

実は、「72の法則」「115の法則」にはちょっとした応用方法があり、次はその応用方法について説明していきたいと思います。

資産が2倍、3倍になるための運用リターンとは?

上記で示してきた式を並び替えると以下の式になります。

72 ÷ 年数(年)= 資産が2倍になるための運用リターン(%)

115 ÷ 年数(年)= 資産が3倍になるための運用リターン(%)

このように72や115を年数で割ることによって資産が2倍、3倍になるために必要な運用リターンを求めることができます。

たとえば10年で資産を2倍に増やしたいとします。

そのとき、運用リターンがいくらあればいいかといいますと、

72÷10=7.2%

と簡単に求めることができます。

このように決めた年数から資産を2倍や3倍にするために必要な運用リターンを即座に求めることができるため、目標利回りを定めてポートフォリオやアセットアロケーションを組む際などに役立ちます。

「72の法則」「115の法則」の組み合わせ

72の法則や115の法則は組み合わせることで資産が4倍や6倍、8倍、9倍などさまざまな倍数になるまでの年数を求めることができます。

先ほど運用リターン5%の場合に資産が2倍、3倍になるまでの年数は14.4年と23年となることを求めました。

それらを組み合わせることにより4倍や6倍、8倍、9倍などを簡単に求めることができます。

求め方は次のようになります。

2倍=14.4年(72の法則)
3倍=23年(115の法則)
4倍=2倍×2倍=14.4+14.4=28.8年
6倍=2倍×3倍=14.4+23=37.4年
8倍=2倍×2倍×2倍=14.4+14.4+14.4=43.2年
9倍=3倍×3倍=23+23=46年
・・・

このように2倍、3倍になるための年数を足し合わせていくことにより資産がさまざまな倍数になるまでの年数を求めることができます。

「100の法則」

「72の法則」や「115の法則」は複利のみの計算方法でしたが、単利にも「100の法則」というものがあります。

これは、単利にて資産が2倍になるまでにかかる年数を求めるもので計算式も

100 ÷ 運用リターン(%)= 資産が2倍になるまでの年数(年)

と72の法則の72を100に変えたものと一緒になります。

ぜひ、複利の「72の法則」「115の法則」とあわせて単利の「100の法則」についても覚えておきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました